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ブログはバナーを駆逐する

  • 2008-03-09 (日) 2:28
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かつてHTMLを直接記述するのが主流だった個人サイト。その役割の中心がブログに移っていく過程で失われたモノの一つに「バナー」がある。

 

今でも昔ながらの、と言っては失礼かもしれないが、HTMLを記述することで構築されているサイトにはバナーを設置していることが多い。シキタリといってもいい確度で、「当サイトのバナーです。直リンクは避けてください」の文字を今でも拝むことができる。

 

逆に、ブログ上にバナーを設置していることは稀だ。

 

黎明の時代からインターネッツにお世話になっている僕はこのバナーってのが好きだ。

数十ピクセル四方の中にそのサイトを表現するサイトバナーは要するにオリジナルメイドの名刺みたいなものだ。

例えば文字だけで構成された定型の名刺に比べ、オリジナルなデザインで、顔写真が入っていたりする名刺のほうが、記憶に残りやすい。受け取る情報量が、文字オンリーの場合とくらべて全然違うのだ。

 

しかし、なんで使われなくなったんだろう。バナーって。

 

ぱっと思いつくのは両者の持つ「文化の違い」か。

 

HTMLベースのホームページ

旧来のホームページは文字通り「ホーム」(=家)だ。

ホームページとは管理人本人を表現する「ホーム」としての場であり、そこに掲載されるコンテンツは属人的である。

個人図書館というか、蔵書を公開しているようなもので、主はあくまでもそのホームページであって、そのホームページの「ナリ」を表す「表札」としてバナーに必然性があった。

 

ブログ

それに対してブログだ。ブログとはそもそもウェブログである。つまり主はログ(=情報)となる。トラックバックはその最たるもので、リンクされる両端にあるものは著者では無くエントリとエントリ、繋がるのは情報と情報だ。

さきほどの図書館に例えれば、ある図書館に置かれた本を読んでいて、それに関連する項目が記載されている本同士が直接的に繋がっているようなものだ。どこの図書館においてある本なのかなんて意識する必要は無い。

ブログでは各記事上にある「情報」に対してのコンタクトであるため、それ以外の情報はかえってノイズにさえなり得るのである。

 

 

どちらが良いかって言う話になれば、インターネットを情報収集の場と捉えている僕からすれば後者のほうが圧倒的だ。誰が発信している情報なのか、この際あまり関係ない。

RSSFeedは恐ろしく便利だし、関連のある記事にトラックバックでジャンプできるなんてすごく合理的だ。

 

でも、その情報を発信している誰かってのは確かにいるわけで、それを端的に表すバナーって文化も、なんとか残って欲しいなあと僕は思うわけです。どんな人が作ってるのかなあなんて想像させて欲しいのです。

で、うちのブログもバナーを設置しているんだ。ブログの流儀からは恐らく外れているんだけども。こういうアンチメタな情報も大事にしていきたいなあと。

 

 

そんなある日、ある方からメッセージをいただいた。

「バナーのスペル、間違っていますよ」

 

 

 

 

(誤)Minor Probrem  (正)Minor Problem

 

表札の名前が違ってました、って人から指摘されたみたいな。

穴があったら頭から飛び込みたいくらい恥ずかしいです。ぜんぜん大事にしてないじゃん。駄目すぎ。

ご指摘ありがとうございました。というか僕、英語のスペルミス多すぎ。

 

 

直しました。

 

あえて間違いを残すのが僕の人とナリ。やっつけとか、言うな。

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